あなたの大切な「家族」を守ります

ペットとの暮らしのアドバイス

ペットと暮らす日々を安全で楽しい毎日にするためのアドバイスをいたします。

きょうわ動物病院NEXTでは、ペットと暮らす毎日を安全で楽しい毎日にするためのアドバイスを行います。正しいしつけについてやスキンシップから感染する病気についてなど、こちらのページに掲載しております。是非ご確認ください。また、更に詳しいアドバイスなどは、直接医院まで、ご相談ください。

ペットとの暮らしを見つめなおし、毎日を幸せに過ごしませんか?

感染病についてはこちら

中毒についてはこちら

わんちゃんのしつけについて

愛犬のしつけにお悩みではありませんか?

『吠える』『噛む』『散歩中に引っ張る』などワンちゃんと生活していると、このような行動問題に直面する事があります。『うちの子はどうして言う事を聞かないの?』そう思われている飼い主さんは多いのではないでしょうか?ワンちゃん達がする行動1つ1つには、ちゃんと理由があります。まずはどうしてそういう行動をしてしまうのかワンちゃんの気持ちを理解してあげる事から始めましょう。院内のしつけ相談ではスタッフが行動学の観点からワンちゃんの気持ち・性格・ストレスレベルなどを読み取り、行動問題のお悩みを解決に導くアドバイスをさせて頂きます。しつけにお悩み・お困りの方、お気軽にご相談ください。


感染病(ズーノーシス)について

ズーノーシス(人畜共通感染症)とは、 あなたとペットの間で感染する病気です。

ズーノーシスとは「動物から人間に感染する、または感染すると思われる病気」のことです。犬の病気は犬にしかならないというわけではありません。感染の方法は数多くの原因があります。病気のもとをもっている動物にかまれることによって感染するものもあれば、空気感染するものまであります。また、感染源となる動物は全く症状を出していない(無症状)のに、人間に感染すると重大な症状を引き起こすもの中にはあります。感染症はペットを飼う上で避けて通れないことですから正しく理解し、知識を持つことでしっかりと予防し、よりよい関係が保てるようにしましょう。


当てはまる数が多いほど要注意です!!

  • 自分のお箸やお皿、フォークでご飯をあげている。
  • いけないと思いながらウンチをそのままにしてしまう。
  • スキンシップはたっぷり。キスもあたりまえ。
  • お散歩のあと、足を洗わずにお部屋にあげている。
  • 一緒に遊んだあと、手を洗わない。
  • ペットと一緒に眠ることが何より幸せ。
  • ペットの検便を必要ないと思い、おこなっていない。

感染病の原因

【ノミ】他のワンちゃん・ネコちゃんから移ることがあります。

・血を吸ったり、腸内寄生虫(瓜実条虫)を媒介します。

【マダニ】他のワンちゃんや草むらなどから移ります。

・血を吸ったり、恐い病原体を運んできます。

【腸内寄生虫の卵】寄生虫のいる犬や猫の排泄物から移ります。

・排泄物の中の卵は、条件が良ければ数ヶ月~数年生きています。

【腸内寄生虫の幼虫】土の中などにいる幼虫が皮膚から侵入してきます。

・寄生虫がおなかの中に寄生します。

ペットとの暮らしのルールさえ守れば、ズーノーシスは恐くありません。

これからは下記のことを気にしてもっと幸せな暮らしを始めましょう!

ズーノーシスを予防するポイント

  1. キスや口移し、自分と同じお箸などで食べ物をあげない。
  2. ネズミやゴキブリなどを食べたりしていないか注意してあげる。
  3. ワンちゃん・ネコちゃんのお家は清潔に。排泄物はすぐに片付けを。
  4. 「ウチの子は大丈夫」と思わないで定期駆虫を。
  5. ワンちゃん・ネコちゃんと遊んだ後は、必ず手を洗いましょう。
  6. ネコちゃんの爪は、いつも短く保ちましょう。
  7. お散歩から帰ったら、足を洗ってあげる習慣を。全身のノミやマダニのチェック。
  8. 一緒に寝るのは、できるだけやめましょう。

ワンちゃんとネコちゃんの食べてはいけない危険な食べ物

人間の食べ物を与えるのはやめましょう。

人間の食べ物をワンちゃんやネコちゃんに与えることは、栄養バランスを崩したり肥満を促進してしまうためお勧め出来ません。 さらに、人間が日常的に問題なく食べている食べ物の中には、ワンちゃんやネコちゃんにとっては有害となるものがあります。


危険度【高】

玉ねぎ・ねぎ・にんにく・ニラ 赤血球を壊し、貧血の原因になります。また、加熱しても中毒性分は変わらず、さらに 煮汁にも溶け出してしまうため、汁やスープも与えないようにしてください。
ぶどう・ぶどうの皮・干しぶどう(レーズン) 摂取後2~3時間後から嘔吐・下痢・腹痛、3~5日後に腎不全を起こすことがあります。重度の場合、死亡例も報告されています。猫では報告はありませんが、未知数なので注意が必要です。
キシリトール ガムや口腔ケア製品によく使われる甘味料で、犬にとって有害となります。 少量でも摂取すると30分以内に血糖値が低下し、嘔吐・歩行困難・内出血・ 肝不全を発症する危険があります。猫では報告がありませんが、注意が必要です。
カカオ類(チョコ・ココアなど) カカオの香り成分のひとつであるデオブロミンが中枢神経を刺激する毒素となります。 カカオ含有量の高いビターチョコほど犬や猫には危険となります。 不整脈・心拍の増加・口の渇き・過剰な活動・痙攣・発作・嘔吐などの症状を引き起こします。
アボカド アボカドに含まれるペルジンが犬や猫には毒になります。 ペルジンは果実だけではなく、葉、種子、樹皮にも含まれています。 多量に摂取すると、嘔吐・下痢を含む胃腸の炎症を引き起こし、最悪の場合は死亡する恐れもあります。
マカダミアナッツ まだ解明されていない部分が多くありますが、レーズン、ブドウと同様に有害とされています。無気力・嘔吐・ 異常な高熱・ 筋硬直・ふるえ・心拍の増加などの症状を引き起こします。 犬のみ報告がありますが、猫も注意が必要です。

危険度【中】

骨(牛・豚・鶏・魚) 割れると尖ってしまうため、食道や胃腸管を傷つけてしまう恐れがあります。
また、腸に詰まる危険もあります。歯磨き効果を期待して与える場合がありますが、効果は薄く、歯が欠けたり割れたりして逆効果です。
アワビ、トリガイ、サザエ、トコブシ 光線過敏症(日光アレルギー)になる危険性があります。特に3~5月頃は貝の毒素が強いため危険です。 症状としては、毛の薄い耳に症状が現れやすく、腫れやかゆみが生じる。 場合によっては壊死する事もあります。猫に発症しやすい。
スルメ スルメは胃で水分を含み膨張します。10倍以上に膨れる場合もあるため、胃腸障害から活力が低下します。 膨れたスルメは腸を通過する事が出来ず、また食道に詰まって吐く事も出来ずという、危険な状態になります。
豚肉(生) 生の豚肉には、寄生虫(トキソプラズマ)が潜んでいる可能性があります。 犬や猫、人間に至るまで感染する危険は同じですが、猫のみ体内でトキソプラズマが完全に成長します。 体重減少・下痢・目の障害など、様々な症状を引き起こします。感染しても症状のでない猫もいますが、若い猫ほど危険が高いとされています。
アルコール アルコール中毒により、嘔吐・下痢・ 中枢神経系の抑制・ふるえ・昏睡 アシドーシス( 意識障害、血圧低下、痙攣、呼吸障害)などの症状を引き起こします。
カフェイン お茶、コーヒー、コーラなどに含まれています。 心臓や神経系への異常を引き起こします。

危険度【低】

消化に良くないもの全般 トウモロコシ・ナッツ類・こんにゃく・たけのこなど 過食すると消化不良や下痢を引き起こします。
生卵(卵白) 卵白に含まれるアビジンがビオチン(ビタミンB群の一種)を分解してしまいます。 加熱すれば問題がなく、栄養的にも優れた食品となります。 下痢・皮膚炎・結膜炎を引き起こします。
貝類や甲殻類
コイ・マス・ニシンなどの淡水魚
※全て生の場合に限り、特に内臓に注意が必要
生の貝類や甲殻類を大量に摂取すると、酵素チアミナーゼがビタミンB1を分解するため、 ビタミンB1欠乏症を発症する恐れがあります。 加熱すると酵素は破壊されて安全になります。食欲低下・嘔吐などの症状を引き起こし、症状が進むと痙攣やふらつきなどの神経障害などにもつながります。 過食しなければ問題はありませんが、イカ・タコなどは消化に悪いため、与えるものとしてお勧めは出来ません。
サバ・アジ・イワシなどの青身魚 過食すると、青身魚の不飽和脂肪酸により、体内の脂肪が酸化して 「黄色脂肪症(イエローファット)」になります。 特にビタミンEが欠乏すると発症しやすくなります。 皮膚の下にしこりができ、痛みを伴う事もありため、触ると嫌がりストレスになります。 急性で現れる病気ではありませんが、慢性的な食生活の偏りがこの病気を発症するため、治療も食生活の見直しなど、時間をかける必要があります。
レバー 過食すると、 ビタミンA過剰症になる。 骨(脊髄)の変形する恐れがあり、症状が進むと自立出来なくなります。
ピーナッツ 50%以上が油分であるため、脂肪分の過剰摂取により肥満になります。 人間の食用に加工されたものは、塩分が多く付いている場合もあるので、糖尿病や腎臓病を引き起こします。 マグネシウムを多く含むため、結石の原因にもなります。
ほうれん草 シュウ酸が結石の原因になります。シュウ酸はアクに含まれる成分なので、茹でたりしてアクを取るとシュウ酸も減らす事ができます。

どんな食べ物でも過食や偏食はダメ!!

中毒や腸閉塞につながる異物摂取事故

飼い主とワンちゃんネコちゃんが生活をともにする家の中には、気づかずにワンちゃんやネコちゃんを危険な目にあわせてしまうものがたくさんあります。
ワンちゃんやネコちゃんが飲み込んでしまい、中毒や腸閉塞を起こしてしまう異物摂取事故の報告が
増えています。
こまめにお部屋の中を確認し、そのような事故が起きないよう、注意をして生活をしてください。

  • 01.竹串(焼き鳥・串かつ・団子・たこ焼き など)
  • 02.とうもろこしの芯・果物や梅干しの種
  • 03.人間の医薬品(特に多いのが糖衣錠)
  • 04.大きめの石
  • 05.くつ下・軍手・タオルなどの布類、靴などの長いひも

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